西洋がキリスト教化されると、猫は「肯定的には自由・勇気・用心、否定的には好色・怠惰・残酷」で、16世紀に入ると飼い猫として定着しつつも「魔女や悪魔と関連づけられはじめた」ので、黒猫が被害に遭い出すんだってね。火炙りにされたり。
黒猫は不吉なイメージつけられてしまい、ゴッホの「ドービニーの庭」に描かれた黒猫はゴッホの死後、別な画家により「売れるように」と塗り潰され、マネの「オランピア」で尻尾立てた黒猫が描かれて、肉欲を表してると大スキャンダルになったとか、中野京子先生の本に書いてある。