佐渡金山の日本側追悼式　歴史に光当ててきた地元住民の見方は
https://www.asahi.com/articles/ASSCT3PTWSCTUOHB00KM.html
元市議の小杉邦男さんは招待されなかったんだって。

《戦時中の佐渡金山で朝鮮半島出身者に配られた、たばこの台帳をもとに、1990年代に当時の住人を韓国に訪ねるなど、かつての状況を明らかにしようと努めてきた。朝鮮半島出身労働者に関する資料集づくりにも携わった。それだけに追悼式に参列したいとの思いは強かったが、招待されなかったという。》

《小杉さんは、誠実に記憶にとどめるためにも「より多くの人たちが参列できるようにしたほうがよかった」と訴える。世界遺産登録をめぐる日韓両政府の交渉を経て、展示などで直接的な使用が避けられた「強制労働」の文言について、小杉さんは「自分は強制労働だったと思っている。だから今回、招待されなかったのだろう」。

　そして、こう語った。「世界遺産登録のためにやらざるを得なかったから追悼式をやった、という風に見える。これでは、気持ちがこもっていない。式の持ち方に配慮が欠けていた。結局、今の日本には戦時中に朝鮮半島に大変な迷惑をかけたという認識が欠けているのではないか」》