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「成功した占領」という戦後の神話 隠された基地被害と日米の不平等

大阪大学・藤目ゆき教授
《「占領軍による事故や犯罪で、日本人や在日コリアンを含む多くの民間人が犠牲になりました。しかし占領軍当局も日本政府も、自らの権力の正統性を失うことをおそれ、都合の悪い事実をひた隠しにしました」》

《「米国の機嫌を損なえば、戦犯などとして追放される。冷戦が深まるにつれ米国は、敵国だった日本を反共の防波堤にし再軍備を進める。日本の政治エリートも、これに呼応するという共存関係が強まります。占領は成功し、その後の日米同盟が日本の平和と繁栄の土台となったという神話は、こうした現実を見えないものにし、私たちを思考停止させます」》
asahi.com/articles/ASS7V34HWS7

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