若い頃に大阪の阪急淡路駅でヘイトクライムに遭った。
乗り換えの為にホームを歩いていると、背後から「おい!おかま!」と不意に呼び止められ、振り返った瞬間鼻を殴られた。多分鼻骨が折れたかどうかしたんだろう。大量の出血があった。出血に驚いたし、咄嗟の事でその場に前のめりでしゃがみ込んだけど、誰も助けてはくれなかった。犯人の顔も全く分からなかった。
そして今、こうして活動していると、トランスジェンダーへのヘイト団体やホモフォビアに取り憑かれた者たちから、いつ暴力を受けるか分からない。
でも覚悟はしています。
誰も助けてくれない事も知っています。
だけど止めない。
今を生きる人たち(含む自分)や後から来る人たちの為に。
偉大な先人たちの魂に報いる為に。