この事件が起きたのは大学生の頃。英米法ゼミで米国の銃規制をテーマに議論したことを覚えている。米国憲法は武器の所持を保障しているという大命題を前に、(憲法改正せずに)銃規制は可能か、可能だとしてどこまで規制が許されるのか。
武器所持を保障した憲法の趣旨は、ときの政府権力の横暴、圧政に対して人民が抵抗できるように、人民の抵抗権を担保することにある。このような憲法の趣旨と両立しうるように、たとえば、銃はじめ武器は一定の条件を満たした組織による集団管理だけ認め、個人所有や個人への販売は禁止にする、といった規制は可能なように思う。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221227/k10013934931000.html