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小沢一郎氏を「2度の政権交代を実現した」おして評価する旨のboostが流れてきたので、「政権交代」についてひと言述べます。

前置きとして、政治は政治家ひとりでどうなるものではないので小沢氏個人の業績云々についてあまり興味はないです。ただ「政権交代」については考えるところがあるのでその限りで触れます。

「2度の政権交代の立役者」としている点について、一緒くたに評価するのは妥当でないと思います。

理由は次のとおりです。

①両者間で時期が大きく離れていて(15年)政党や政治状況が変化していること②小沢氏自身の政治スタンスがその間に大きく変わったと思われること(保守から社民主義へ)③(その反映として)政権交代による成果の質が異なること。

さて政治交代の評価です。
上記③について、一度めの政権交代による成果は、端的にいえば「小選挙区制」導入です。その結果どうなったか、説明不要でしょう。2度目の政権交代は、私が評価しているのは「高校学費無償化」。不十分であれ、学費無償化の方向性の正しさもまた説明不要でしょう。

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