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東京国立近代美術館で開催中のハニワと土偶の近代展見に行って来ました!
時代によって埴輪と土偶に対する考え方の違いがとても興味深い。
昔は、土偶は異民族の遺物だと思われていて、埴輪は日本神話を裏付ける物として考えられていたらしい。明治大正昭和の時代でも埴輪と土偶は目が離せない存在だった事は変わらなかったみたいですが、平成令和の視点で見るとだいぶ捉え方が違っていたんですね。
ハニどぐ展で一番見たかった作品が、蕗谷虹児作の「天兵神助」でして…迫力が凄かった。見られてよかった。埴輪=神話の象徴として描かれた神秘性と、航空士のリアリティの絶妙なバランスで目が離せなかった。埴輪が軍国教育のアイコンとして使われていた事をハニどぐ展で初めて知ったよ…無表情に見えていた挂甲の武人埴輪が、戦時中の理想の日本人像として丁度良いと当時は思われていたんでしょうね…
土偶と埴輪をキャラクターのモチーフとして採用した作品のリストに昔ハマッた作品が幾つか書かれていて「うおおおお🤟」てなったオタクです。埴輪と土偶のインパクトのある見た目は、クリエイター側はアニメやゲーム等に登場させたくなり、それを見たオタク達も忘れられない存在として埴輪と土偶が記憶に残り続けるんですね。
埴輪と土偶きっかけの人間模様が実に面白い展示でした。
[添付: 8 枚の画像]

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