花映塚と制作時期が近い音楽CD三作(夢違科学世紀、卯酉東海道、大空魔術)は、現代社会への批判色が強い作品で、この時期のZUNさんの心情は如何程だったのだろうと思う。
永夜抄までの三部作で終わらせる予定だったWindows版東方、ひいては上海アリス幻樂団の「次の路線」を、色々な形で模索していたのかなと。
音楽CDは大空魔術(2006年)以降ブランクが空くけど、未知の花 魅知の旅(2011年)で再開している。東日本大震災で被災した東北三県をイメージしたアルバムで、花映塚と同じく「多くの人が亡くなった出来事」に関連がある。
ZUNさんの現実世界への関心と、一種の「祈り」が、創作につながっている顕著な例だと思う。
#東方Project #秘封倶楽部
QT: https://misskey.io/notes/a1g2xwao1bzx06dw [参照]