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私が民主主義の方が共産主義より優れていると考える論拠の一つは、民主主義の中で共産主義は生きられるが、その「逆はない」ことにあります。

(話が飛びます)

過日、ある方の紹介で、パブリック・リレーション(PR)という本を購入し読んでいます。

実は購入前に紹介文を見て、疑問に思った事があります。それは中国語版が「北京の東方出版社」から発刊済みであること。

中国本土の場合、「パブリック=中国共産党」です。

またパブリックには、本書記載の通り「強い倫理観」が求められますが本来、倫理観は宗教観に裏打ちされます。無宗教と時々、揶揄される日本人にも「多神教」としての宗教観があり、強い倫理観が存在する。

ところが中国は、宗教を否定し、「パブリック = 中国共産党」を国是とする共産党が支配する国。そんな国で、なぜ読まれる? なぜ必要とされる?

ただ読み進める中で、優れた理論ゆえに、共産主義国家で利用しやすいことを理解。そう、中国が本来、民主主義と表裏一体であるはずの資本主義を、都合の良いところだけ取り入れたように。

ちなみに少し前の、欧米人の中国共産党への理解と誤りは、「知識の共有=理解」だと勘違いし、中国共産党の本質に気が付かなかったことにあると思っています。

そんなことを読みながら考えています。

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