中学校のときの体育の先生が、たしか卒業間際の頃だと思うけど、「今日の体育はジョギングだ」という日があった。「俺についてこい。でも俺より前に出るな」というのでついて行くと、びっくりするくらいゆっくりと走った。たしか1500メートルかそこら走ったんだけど、全員ちゃんと先生の後ろについて行って完走した。いい感じに息が上がって、とても気持ちがよかった。そこで「どうだ、これなら誰でもちゃんと走れるし、気分もいいだろう。運動というのは適度にやればつらくもないし、健康にいい。長生きできる。君たちの残りの人生でも、今日のペースでいいから運動を続けなさい」というようなことを言ってくれた。今でこそ当たり前のことだとわかるけど、当時、体育というのはギリギリまで負荷をかけて身体を強くするというものだったから、とても新鮮だった。H先生元気かな。。
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