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「ダンジョンズ&ドラゴンズ:アウトローたちの誇り」と「わたしの幸せな結婚」を同じ日に観た結果、魔法で紅茶を冷すシーンを観た数時間後に、異能で風呂を沸かすシーンを観るという変な体験をする結果になった。

映画感想「エスター:ファーストキル」 

あの娘(30過ぎだけど)が、またしても人殺しをしてくれる……と思ったら、寄生しようとした先にも、とんだサイコ野郎が……。
最初は「いつ、エスターの正体がバレるのか??」という緊張感が話の原動力だと思ったら、正体がバレたらバレたで、別の緊張感が話の原動力と化す……。


「妖怪の孫」
伝わって欲しい人は観ない。
観に行く人にとっては、とっくに知ってる事。
ただ1つだけ言える事が有る。
この「自己責任」社会と化した日本だが、安倍さんの死もまた「自己責任」の一面が有ったのは確かだ。
安倍さんの罪は「驕り」。
選挙演説までの警備が恐しいほどザルで、こんな状態じゃ、去年の7月でさえ長生きした方じゃねえのか??としか……。

映画「ロストケア」。
この原作者の小説は大概買ってる(ただし、一部、積読)のに、「こんなの有ったっけ??」と思ったが……デビュー作でした。
面白いけど、このまま映画にしたら、絶対に一般受けはしないような「冷笑系を更に冷笑する」ような意地悪な作品。
震災直後に書かれた、震災やグッドウィル事件なんかの時事ネタもかなり有り、今、映画化するなら、かなり内容を変える必要が有るが……結果として「出来はいい。でも原作の毒は漂白されてる」ような内容に……。

映画「ロストケア」原作。
「冷笑系を更に冷笑する」ような意地悪な作品。
「悪を成す事そのものが目的で悪事を行なう」ような真の悪は、少なくとも自分は出会った事がない……と思ってる検事。
だが、その検事のすぐ近くの意外な場所に、とんだおサイコさんが約1名。
ところが、その検事を「自分が偽善者だと気付いてない脳天気な善人気取り」だと内心馬鹿にしてた、そのおサイコさんも肝心な所で抜けてて、切り捨てようとした悪事仲間に返り討ちにされて、あっさり死亡。
更に、ところが、このおサイコさんが、やったある悪事は、回り回って、おサイコさんが「自分が偽善者だと気付いてない脳天気な善人気取り」と馬鹿にしてた検事が、とんでもない大手柄を立てる契機になってしまい……。

「シャザム 神々の怒り」
よくよく考えたら、同じ世界設定の映画版「ワンダーウーマン」シリーズの謎「神を殺せるのは神だけ」「だが、神々は人間のせいで滅びた」の矛盾点・謎は、この話で解明された訳か。

シン仮面ライダーのショッカーの背後に居るスーパーAI。
どう考えても「会社の人事にAIを使ってみたら、教師データにした人間の人事担当者の偏見が拡大されただけでした」状態に陥っとるで。


「マッドゴッド」
いや……何だよ、これ?
意味不明なのに目が離せない。
途中までは「明言されてない裏の粗筋って、こんな感じか?」とか考えてたけど……途中で流石に自分なりの「実は……」を考える事を諦めた。


「アラビアンナイト 三千年の願い」
これとマッド・マックスが1人の中で矛盾なく同居しているのがジョージ・ミラーという監督の作家性。
そして、この映画で語られるのは「そもそも『物語』は何の為に必要なのか??」という創作者にとっての根源的な問い。

多分、無いと思うけど「劇光仮面」を庵野さんが実写化したら大惨事か大傑作の両極端にしかならないと思う(もちろん、大惨事の方が可能性が高い)。
今の撮影機器で60〜70年代の映像を再現しようとする庵野さんと、60〜70年代の特撮スタッフが「やりたくても出来なかった事」を今の技術で実現しようとするあの作品の登場人物は決定的に食合せが悪い。

庵野監督の特撮って、「普通より画質がいいスクリーン」なら、IMAXよりDolby Cinemaの方が向いてると思うんだよね。
夜の戦闘シーンが多いんで、「黒さや暗さの微妙な違い」が出るDolby Cinema向き。
でも、何故かIMAX対応版しか作ってくれない。

某所で「庵野監督は『子供が描いたような絵』を巧い絵だと思うようになってしまった天才画家みたいな状態に陥ってるんじゃないのか??」という意見を見付けて妙に納得。
だから、iPhoneで撮影した映像をIMAXで流すような真似をしてしまう。


「シャザム 神々の怒り」
いや、ヒーロー映画は普通にこれでいいんじゃね??
喩えるなら、超天才料理人が作った「これが苦手って人はまず居ない味付けで、毎日食っても飽きないランチ」みたいな普通に贅沢で万人受けする作品。

シン仮面ライダー、予算と技術さえ有れば、スパイダーマン VS 仮面ライダーみたいなアクションが見れたんだろ〜なぁ……。
予算も技術も無かったみたいだけど。

シン仮面ライダー、クモ男にあんなマヌケなセリフを言わせる位なら、ちゃんとクモ男の能力を活かせる場所で戦って、それに仮面ライダーがジャンプ力で対抗、って画にすりゃ良かったのに……。

「シン仮面ライダー」、冗談抜きで、一時期の刃牙みたいに「格闘アクションを楽しみたければ、同じ雑誌に、『刃牙』よりもっといいのが載ってますよ。……『無敵看板娘』」状態だしなぁ……。

念の為、「アクションはこっちより『シン仮面ライダー』の方がマシだよな」ってのを確認する為、「私の幸せな結婚」も観に行くか……。

シン仮面ライダー、同じ週に劇場公開が始まった「シャザム2」をまだ見てないけど……どう考えても、アクションは「シャザム2」より遥かに下なのは確定だけど……更に同じ週に劇場公開が始まった「私の幸せな結婚」の方がアクションがマシなんじゃなかろ〜か??ってのを心配せにゃあかんレベル。

シン仮面ライダー、オタク受けしそうな「世界を変えようとするより、自分を変えろ」というマンマなセリフが有ったけど……ショッカーみたいなデカい組織を下手に潰したら、人間社会の方に思わぬ影響が有るなんてオチは有るまいな??

シン仮面ライダーは、韓国映画やジョン・ウィックのパクリと言われようが、仮面ライダーに日本刀を標準装備させて量産型ライダーとバイクに乗りながら日本刀で斬り合いをやらせるべきだった。
そもそも、東映は時代劇とヤクザ映画の会社だろう??
仮面ライダーだろうと、もっとポン刀を出せ!!!!
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