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『グランツーリスモ』を観た。

「えっ、ゲーム?ヤダぜんぜん興味ないし」という自分でもとても楽しく、ほんと良くできた作品だと思う。グランツーリスモがどんなゲームなのか分からない人にもちゃんと理解できる構成!
 ストーリーは、スポ根+師弟愛+親子愛+少々ラブストーリー。
 主人公がアカデミーの中で必死にあがいてる段階では師匠は徹底的に「鬼軍曹」だけれど、主人公が選ばれたところから、師匠は親以上に親になる。お前ならできる、と徹底的に寄り添って味方する。これが欧米の感覚から出てくる「スポ根師匠」なんだなぁ、としみじみ。
 えっ、なんだこのケニー・Gみたいな、と思ったら本当にケニー・Gで、たぶんここは笑うシーン。オリコノ・フロウまで出てきて、あぁそういう子だったのか、と妙な親近感。
 一瞬でも判断誤れば死ぬし、大金が動くし、何百人というチームどころか企業の命運ものしかかるし、筋トレ以上にメンタルのトレーニングが必要だよね絶対に。その緊迫感がよく伝わってきたし、主人公のメンタルのブレもリアルで共感できた。
 「レーサーになりたい」と言ってゲームに明け暮れる息子をにわかに信用できず諦めさせようとする父親の気持ち、私には分かるぞ!(笑)
 



『グランツーリスモ』を観ながら、『スター・ウォーズ』エピソード1のポッドレースを思い出していた。観終わってからも、何度か反芻していて、あぁ自分はたしかにカーレースを映画を何度か観てきたんだなぁと再確認した。カーレースを観たくてスター・ウォーズを観ていたわけじゃないから、なんとなく新鮮。
しかも、ハリソン・フォードはジョージ・ルーカスのカーレース好きに『アメリカン・グラフィティ』の頃から付き合っていたわけか。




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