『追憶』(1973)を観た。
なんだろう…うまくいくわけないカップルが、離婚する、という話。
私は、政治思想が合わない人はそもそも恋愛対象にならないので、こういう人たちの気持ちが分からない。
ケイティがハベルに魅かれていくのは、「でも、かっこいいし優しいし」みたいなこと?いやいや、それくらいで好きにはなれない…。
逆にハベルも、ケイティが頭の固い左翼だと知っていながら、なぜ自分の享楽的な仲間たちとのパーティーに連れて行ったりするのだろうか。ケイティが居心地悪い思いをするのは容易に予測できただろうに。
ハベルが、ケイティの活動家ぶりを嘲笑せずにいるところは、彼のとても誠実な性格のあらわれなので、『いい人」には間違いないけれども。
いやいや最初から付き合ったのが間違いだったんだよ、としか言えない。
それにしてもロバート・レッドフォードは、絵に描いたような美男子。