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『ペリカン文書』
 中学の頃に見て以来、久しぶりに。
 教授と弟子(学生)が付き合ってるという設定は、今だとNGだなぁ…
 ストーリーは、さすがジョン・グリシャムって感じで面白いのだけれども、デンゼル・ワシントン以外の登場人物が似たような男ばっかりで、なかなか頭の中で整理できないのが難点。赤い帽子をかぶった殺し屋を殺したのが「CIAが雇ったヤツ」って最後に明かされても、え~~と?みたいな。コール補佐官は『ゴースト』の、あの悪い奴を演じた人か。
 ジュリア・ロバーツの、半泣きの演技はとても上手。鼻をヒクヒクさせたり、頬をこわばらせたり、怯えてますっという表情は、かわいい。大きな口をパカっと開けて笑うジュリア・ロバーツが一番好きだし似合うけれど、この頃のジュリア・ロバーツはたしかキファー・サザーランドとすったもんだあって傷心気味の頃で、明るく暮らしていなかったであろう時期。

 それにしても、デンゼル・ワシントンと掃除係のおじいさん以外、みんな白人ってどうかと思う。これが当時のホワイトハウス周りとマスメディアのリアルだ、というキャスティングなのだろうか(汗)?




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