カドックの環境
の話をふと思い出したので考えてみる。
・滅びかけの家にもかかわらずマリスビリーに個人で選ばれるのは、それだけ彼自身の能力(レイシフト適性・アナスタシアという最高の相棒を得るほどの運命力も含む)がハイスペックであったから。
・彼自身の行動、思考、選択に問題はない。(トラオムの活躍とデイビットの所感で証明済み)
・本人の自己評価はかなり低い。Aチームだけでなく、彼らと出会う前にも同じ挫折を味わっている
?(犬とも蔑まれた過去)
・魔術師としての環境は悪い方(対獣魔術という発展性がないもの)だが、育ちは良い方(服装、装飾を見る限り、趣味も良い。音楽・知識も相当なものだから金には困ってなさそう)
・交流、コミュ能力も実は悪くない。英霊らの評価も高い。若モリ、神父(ラスプーチンでなく言峰)に気に入られている所もポイント高い。
・目の隈は魔術のせいだとミクトランで言及。本来必要のない指摘だが、奈須先生がそこまで描写したのは「そういう背景があるから」という強調(外見だけでは捉えられない設定がある)
やっぱりカドは環境が悪いんよ…それもまた運命力というのなら、そういうめぐり合わせの元に生まれてきてしまったんだと思う。ぺぺさんに似た不運の持ち主。これはぺぺさんも同情するしかない。