厚労省定点は、発表日前の月曜日から日曜日までの1週間集計である。
故に発表日時点で5~11日遅延している。
さらに接触日を基準とすると発表日時点で9~16日遅延している遅行指数であることを念頭に置く必要がある。
加えて23年5月、23年10月、24年4月にCOVID-19医療制度が診療抑制へと大きく変更され、とくに24年4月変更では極めて苛烈な診療抑制制度が導入されている為、厚労省定点自体が連続性のない指数であることを前提におく必要がある。
現在、診療抑制政策による統計のゆがみを補正する係数を検討中であるが、現時点では、厚労省定点値をそのまま用いている。
今回の定点は、24年28Wであり、
診断日 7/8~7/14
接触日 7/2~7/11頃
である。
九州
四国
沖縄
関西
中京・東海
が激甚な状態となっており、
中国
関東
甲信越
が、29W(今週)にも激甚化する見込み
東北
が、30W(来週)にも激甚化の見込みである。
北海道
は、夏の気候になるとSurgeが再燃する可能性があるが、現在は、涼しい為に小康状態である。