小学生の国語ドリルを解く新人ホストの話
とある番組で、ホスト経営者が新人教育の一環で小学生向けの国語読解ドリルをやらせていた。
いや何でだよ新人への知能低く見積り過ぎでしょ洗脳タイプのブラック職場かよって思ったんだけど、ちゃんとした理由があった。
経営者曰く、会話というのは“読解”“思考”“発言”の3段階で成り立っており、新人は話を聞いた時に最初の“読解”でつまずいて全てを間違えてしまい、会話が成り立たなくなる事が多いから初歩の読解力を鍛えさせているというものだった。
「じゃあ私もそのドリルを解けばコミュニケーション力が多少マシになってくれるのかな」くらいの軽い気持ちと面白半分で買って解いたのだけど、甘かった。甘すぎて幸いした。
会話に関しては実感があまりないのだけど、読書の仕方がドリル後だと明らかに変わっていた。
専門書を読む時に“説明文を読むモード”に頭が切り替わりやすくなり、内容がより頭に入ってきやすくなっているという効能(?)が出始めた。
要するに自分の読解力は小学生の時よりとんでもなく低下してるっていう事になるので軽くショックではあるのだけど、これを機に専門書はメモ取りながら要点まとめていくようになっているので漫然とした読み方が減ってきている。
マジでありがとう国語ドリル。