@AtTheBlackLodge ここで注目したいのが、オバディアとの、決別・対決後のアイアンマン2において、トニーはまだこのブルガリを着けて地下のプライベートラボで延命の為の実験をしています。自分を貶め、殺そうとした相手ではありますが、トニーにとっては数少ない〝家族〟だったオバディア。裏切られても尚、一人前に育ててくれた感謝の念などは残っていたという事かもしれません。
しかし、よく見るとオバディアはからプレゼントされたディアゴノはシルバーに見えなくもない。ホワイトゴールドモデルをトニー自身が気ぃ悪いからレッドゴールドモデルに買い替えたという可能性も……?
アイアンマン前夜、つまりスーパーヒーローとはほど遠いいけ好かない皮肉なジョークが好きなビリオネアだった頃のトニー・スタークが着けていた時計は、2008年時点の大富豪らしく〝金持ちのG-SHOCK〟のようなウブロ・ビッグバンを着用し大量破壊兵器のセールスに赴いていた。
しかし御存知の通り、150万円を超えるその時流行りのBIGFaceな機械式腕時計は彼の身を守ってはくれなかった。死の淵から甦って以後、トニー・スタークはウブロの時計を着用ししている様子が無い。
同作にはもう1本高級腕時計が登場する。トニーの腹心であり、獅子身中の虫である副社長オバディアよりプレゼントされたブルガリの複雑時計ディアゴノフェイズ ドゥ リューンだ。どうやらトニーとオバディアは共に以下開発の最先端を走っていた時は疑似親子的な関係であり、毎年お互いにプレゼントを贈り合っていたようだ。会社の規模が規模なのだから、お値段もそれなり。現在中古市場では約150万円ほどで買えたりもするようですが、プロパーでは当時438万9,000円だそうです。オバディア、太っ腹!(でもトニーの発明で吸っていた甘い汁に比べたら端金ですね)
人質のような愛。
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