ご冗談を。江戸時代の日本は環境破壊の連続で到底持続可能性はないよ。都市近郊の山は全部はげ山になってたし。

これは宮崎駿が『もののけ姫』で発した一番大事なメッセージなんだけど、日本は近代になって突然自然からの収奪を始めたんじゃなくて、室町時代くらいにはすでに環境破壊がかなり進んでた。我々の「原風景」というのがそういうものであることは念頭に置かれるべき。

これは宮崎駿の話じゃないけど、建築に使う巨木についてだと、既に奈良時代までに近畿地方のめぼしい木は全部切ってしまっていて、再生はしていないらしい。

なので、その後は、中部・中国、東北・九州と伐るエリアを広げて、江戸時代くらいにはもう巨木は手に入らなくなってた。

何のことはない、日本人はずっとこの列島の環境を破壊し続けているのだ。

だから、再生可能な状態に持って行くっていうのは、江戸時代に戻すとかではなくて、もっと大きな範囲で考える必要があると思う。

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@lematin その次は台湾の巨木が寺社仏閣の建築に用いられた。阿里山森林鉄道なども利用して運び出された。

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