精神科通院終了。
スーパー併設のカフェで、アイヌ関係の本を読み進めてから帰ろう。

「アイヌからみた北海道一五〇年」という本は #アイヌ の人々が、2018年の #北海道 150年をどうみたかを語った「証言集」みたいなものだ。
まだ読んでいる最中だけど。

和人によるアイヌ差別・抑圧政策に怒るアイヌの人々もいれば、「和人もアイヌの文化に興味持ってくれて嬉しい。和人と共生しよう。対立では何も始まらない」というアイヌの人々もいる。

アイヌも「みんなが植民地主義に怒っている」と一枚岩ではないことを痛感する……。

でも、アイヌの人々が、世代問わずに、北海道に住んでいて感じるの思いがわかる貴重な本である。

わたしは #札幌 に行く前に #アイヌ の言語を少し覚えていきたい、と思っている。時間があれば、だが。

アイヌの文化を知ることは、アイヌの言語を知ることも大事だと思うから。

琉球の言語は「命どぅ宝」を筆頭に、社会活動家だったり、沖縄出身のミュージシャンやタレントが広めて、多少知られているが、アイヌの言語は、あまり知られていない。

ロックバンドのソウル・フラワー・ユニオンのデビュー直後のナンバーでは、アイヌ言語が取り入れられている(中川敬と伊丹英子は、アイヌ言語をかなり勉強したらしい)。
ソウルフラワーのナンバーのアイヌ語入りの曲の歌詞なら多少歌えるが。

でも、悩むのだが、和人のわたしが、和人が侵略したアイヌの言葉を覚えることは、アイヌの人々に敬意を表しているとは言えないことになるのだろうか。

BOOMの「島唄」が、和人が侵略した文化や言語を歌にしたことについて、今も琉球の人々からの批判があることと同じように。


私も聞いてみたいですね。

思ったのですが、歌は一人で歌うだけなら金銭や名誉を得ることはないですよね。

アメリカでも日本でも『文化の盗用』と問題に上がるときは金銭や社会的企業利益の獲得が絡んでいると思います。

琉球と比べると言葉や文化は風前の灯のアイヌ。みんなで知って盛り上げることに意義がありそうな気はするのですが…(漫画で稼いで踏みにじったアレは論外、広報にはなったけど


こんにちは。
THE BOOM「島唄」は、リーダーの宮沢和史が、沖縄の糸満にある「ひめゆりの塔」を訪れたとき、ひめゆり部隊にいた女性から戦争証言を聴いて「自分は、沖縄戦経験者から戦争証言を聴いたけど、戦争しないために何ができるのか。その答えが島唄だった」と宮沢(わたしはBOOMファンなので、メンバーは敢えて敬称略にしてます)は様々なメディアで答えています。

やはり和人のロックバンドが、沖縄音階と琉球言語の歌詞を使ったことで、当時の沖縄県民から少なくない批判を受けたそうです。悩んだ宮沢は、沖縄のミュージシャンの喜納昌吉に相談し、喜納は「あなたが、沖縄の思いを真剣に思っているなら、堂々と歌いなさい」と宮沢に言ったそうです。
それ以来、BOOMはずっと島唄を歌っていますし、多くの沖縄のミュージシャンは、BOOMをリスペクトしています。
しかしBEGINは「BOOMが沖縄の歌で人気とりやがった!」と悔しがったらしいです。

わたしは、宮沢やBOOMは、名声を得るために「島唄」を作ったのではない、と思っています。
でも、ヤマトで大ヒット作になったため、島唄のヒットを良く思わない沖縄の人々は少なくないだろう、と思いますし、BOOMを尊敬する沖縄のバンドやミュージシャンに対しては「ヤマトにコンプレックスがあることの表れ」という意見もTwitter(X)で見たことがあります。

でも、Mastodonで植民地主義について考えるようになったとき、和人による侵略の歴史を知らないのに、沖縄やアイヌ文化を「楽しむ」のは、慎重になったほうがいい、と思うようになりました。

※コインさんやよんよんさんからの、植民地主義の発信は、かなり勉強になりました。

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@nozomi_uetsuki_0410 @pandapanda 島唄のメロディーのうち、琉球音階じゃない部分があることについての話です。

<ウージの下で さよなら>琉球音階では歌えぬ 沖縄の無念に寄り添ったヤマトンチュの「島唄」:東京新聞 TOKYO Web tokyo-np.co.jp/article/166804

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