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自己紹介記事が公開されました。
自分のことについて書くのはあまり得意でないので、筆名の由来にまつわる嘘の話を書きました。
改めて、どうぞよろしくお願いいたします。

「新入会員自己紹介」(第58回)青島もうじき|日本SF作家クラブ|pixivFANBOX
sfwj.fanbox.cc/posts/7153936

小説を書くことは極めて楽しいので、執筆するうちに楽しくなりすぎてほんとうに踊っているときがある

この筆名はとても気に入っているのだけど、唯一、小説のなかで「もうじき」の語を使うことへの心理的抵抗にだけは困らされている

京フェスで織戸さんから教えていただいた『物語とトラウマ クィア・フェミニズム批評の可能性』が届いた

そろそろ発売から三ヶ月になるのですこしだけ書くのですが、『私は命の縷々々々々々』では、一箇所を除いて「女」や「男」の文字を使わないことで、文体に特有の雰囲気を与えようとする試みを行ってもいます。広義のリポグラムと呼べるかと思いますが、言葉遊びというよりは、その文字が引き連れてくる諸々から一定の距離を取ることについてのあれこれを想定しております。読みは開かれているべきですが、小規模なリポグラムは頻度分析などを施さないことにはなかなか気付きにくいですので書きました。

京フェス、円城塔部屋とクィアSFは視聴できました

Spotifyの統計が出ていた
合成音声をたくさん聴いていた気がする

とても好きなアルバムなので、とても嬉しい……

本日発売の『ユリイカ2023年12月号 特集=長谷川白紙』の見本誌をいただきました。
青島は『エアにに』の歌詞が持つオブジェクト性についての論考を寄せています。
盛りだくさんの一冊ですので、じっくり楽しんでいただけますと幸いです。

seidosha.co.jp/book/index.php?

布施琳太郎の第一詩集『涙のカタログ』を読みました。
語りきれないので、今回はそのうちの一篇「黒より冷たい海のメディア」について、水面というインターフェイスを通して感想を書きました。

note.com/aojima__/n/n9d7b8f445

青島が大量にメモを溜め込んでいる個人用Discordサーバーはだいたいこんな感じ。上の写真は昨日つくった酸辣湯。

吉川賢『森林に何が起きているのか』(中公新書)、書き物の資料のつもりで手に取ったのだけど、今年読んだ新書のなかでも五本の指に入るくらいずっと面白い本で瞠目している。
ユーカリは燃えやすい植物だが、枯れ葉が溜まりすぎる前に林床だけを焼き払うような小規模な火事が起こり、結果としてほかの植物から身を守ることができている。そのため、ユーカリ林で火事を減らせば蓄えられたユーカリの枯れ葉のために一度の火事が大火事となり、コアラの命を脅かし、けれどさらに防火を徹底すれば今度はユーカリが優占種ではなくなり、やはりそれでもコアラは生きていけない。コアラがユーカリ林で生きるためには、定期的かつ小規模な山火事が起こることが必要である。みたいな話が次々と出てくる。
火災を防止することがそのまま生態系の保護に繋がるわけではなく、そこには人と森林と火のバランスを取ることの難しさがある、ということが(まだ序章を読んだだけだけど)語られていて、とても興味深い。

持続的に良い小説を書き続けようと思いました。がんばります。

明日はかぐやフェスに参加します。
人見知りですので、会場の隅のほうで一体の像と化しているかと想いますがよろしくお願いします。

ということで今月は『ユリイカ』と『小説すばる』に書いています。二冊とも良いものが書けましたので、どちらもぜひ。

【お知らせ】
『小説すばる』2023年12月号のフラッシュフィクション連載「千字一話」に、掌編小説「ヴェイパー・プリンセス」をご掲載いただきました。
けっして幽閉されることのない純粋詩と、その鉄格子についてのお話です。よろしくお願いします。

石原吉郎と「リズム」の話は川上未映子のエッセイ集『おめかしの引力』で読んだ記憶があります。わたしもかく在りたいとつねづね思っています。

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