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ある種の絵本の持つ複焦点的なリアリズムを水墨画のそれと並べて語ることについて考えていたのだけど、ちょうど松居直『絵本とは何か』でも水墨画についての言及がちらっと出てきて、面白く読んでいる。
細かさへと没入してゆくことと、部分から集合へと階層をあげてゆくことの、二者の間に矛盾が生まれないのが、絵本や水墨画(とくに山水画)であるような気がするし、それを理想の世界とするような穏やかさもどこか似ているように思われる。没入の感覚。

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