さっき親と車の話をしていたら「中国や韓国の自動車なんて急に爆発したり、スピードを出したらタイヤが外れたりするんじゃないの」と急に言い出してドン引きしたんだけど、決してうちの母親はネトウヨなんかじゃなくて寧ろ政治に関しては相当のノンポリで、自動車にも全然関心がない。
で、自分がそれは差別だしそもそ認識も誤っていると指摘した後は「でも日本製の足元にも及ばないでしょ」と言い出した。何故こういう発言が飛び出すかとおうと、それくらい普通の日本人に反中・反韓感情と「日本・日本人凄い」が根付いているからだろう。「日本には四季がある」なんか典型的だけど、日本の愛国心って常にナルシズム的な奢りや他国への見下しがセットになっている。
そのせいで、日本スゴい!という夜郎自大を捨てきれずどんどん落ちぶれ、一方で日本が落ちぶれていることは内心理解しているのでその自信の無さや「下」と思っていた国に抜かれることへの逆恨みから特定の国や民族へのヘイトはヒートアップし...といった最悪の状況に陥ってきたのがここ15年くらいの日本なんじゃないかな。沖縄やアイヌ、クルド人などが今まで以上に激しいヘイトに晒されるようになったのは、彼らを「中国韓国以上の格下だから幾らでも叩ける」と"気付いた"からじゃないかな。

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自分は最初、それが「間違っている」ということを指摘しようと思ったけど、でもそれだと「誤りで無かったら差別してもいい」という理屈になってしまう。それは例えばレイシストによる「在日認定」に対して「あの人は日本人だよ」と返すのに似ているというか...。なので、「それは100%差別だし考えを改めてくれ」と言うことにした。間違っているから駄目なのではなく差別だから駄目なのだから。

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