環境レイシズム(先住民の居留地や有色人種コミュニティが暮らす場所などに工場や採掘場が建てられるなど、少数派や有色人種ほど環境破壊によるダメージ被ること)という言葉が象徴するように、貧困層やマイノリティ、「発展途上国」といった弱い立場の人ほど気候変動を始めとした環境破壊で大きな被害を受けるという構造がある。
よく不誠実な人が「環境問題は金持ちの道楽」というけど、弱い立場の人ほど苦しんでいるのに金持ちの道楽だなんてへそで茶を沸くし、「環境問題より他の問題を優先しろ」に至っては環境問題はそもそも人権の問題だということに気付けていない。まあこういう人は大抵、人権問題より経済問題を優先すべきだと言ってたりするので無駄だろうけど。
@Allowa 「環境問題は金持ちの道楽」は、例えば、日本の気候運動のように「脱石炭」「脱原発」ばかりで、問題の核心部分である「つなぎの天然ガス」に一言も触れない代わりに、ごく一部で問題になっている「メガソーラー」を目の敵にするような、ちぐはぐさには当てはまると思います。
MAPA当事者を差し置いて、問題や対策に優先順位をつけているのです。
前も書いたけどそもそも環境問題って経済の問題でもあるからね。