これは口を酸っぱくして言い続けていることだけど日本における差別の最大の問題は、差別に対してあまりに寛大過ぎることだと自分は思う。
積極的に差別する人間は比較的少ないかもしれない。一方で差別に対するカウンターや批判はあまりにも少ない。これは体感ではなく学術的にもされている(ソースは今探し中笑)。かつてキング牧師は、普通の人の無関心が最大の悲劇だという趣旨の発言をしていたが、それを日本という社会は体現してしまっている。経験者なので分かるけど、直接加害されるよりも怒ったり抗議したりしてくれる人が少ないほうが絶望や孤独感を感じ易い。また、差別を黙認するという消極的差別な姿勢は当事者意識が極めて欠けているが故に飛び出すものなので、日本に◯◯差別は無いんじゃないかな〜?という態度にも繋がり易く、ある意味では直接的な差別よりたちが悪くなる時さえある。
また過去の裁判所の判決を見れば嫌というほぢ分かるが、差別を差別と認めず「偏見」「嫌悪」などと言い換えている例が非常に多い。日本社会の人権感覚の低さが原因なのか、この国はとにかく差別を差別と認めない。最低限のラインにすら立てていないのだ。人権の話になると「普通の日本人」と絶望的に会話が噛み合わなくなるのはその辺りが原因だろう。

差別に寛大というか差別が何かわかってない感じがします。
バイトでちょっと言葉つまったことで中国人?なんて言われました。
軽々しくそういうこと言ったり、サービス残業を平気でやらせるあたり人種や人権に関して無神経なのは間違いないと思います。

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何が差別なのか分からない人って、本当に悪意は無いけどつい差別的なことをしてしまう人と、人権意識があまりに低すぎて差別を差別と認識できない人に大きく別れるんですよね。私も「お前は反日的だから日本人じゃない」と言われた事がありますがこれは、後者のパターンなんですよね。前者の「悪意なく差別してしまう人」にどう対応するかが求められると思います。

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