ジュノー・ブラック
『狐には向かない職業』
動物たちが平和に暮らす村、シェイディ・ホロウ。ある日起きた殺人事件の謎の究明のため、キツネの新聞記者ヴェラが友人であるカラスの書店主レノーアの力を借りつつ調査に乗り出す。
登場キャラクターが全員動物ということもあり、殺人事件を題材としているわりにどこかほのぼのとした雰囲気。個人的には、もう少しその生き物ならではの特性が活かされていたらなお楽しめたかなとも思う。とはいえ作品全体の雰囲気は嫌いじゃないし、キャラクターのネーミングにも遊び心あふれているところが好みだ。
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