新しいものを表示

めちゃくちゃ面白いフィクションを見てだいぶ元気になった。よい体験だった。

散歩をした。少し元気が出たのでよし。

感想(ネタバレあり) 

主人公である外村くんの弟にしろ双子の妹の由仁にしろ、描写の仕方が、長子の側からの一方的な眼差しで捉えた弟・妹の姿でしかなく、「(物語、あるいは長子にとって)都合のいい存在」に見えてしまって、全然好きになれなかったな……。
後、最後のほうで北川さんが外村くんを「まっとうに育ってきた素直な人」と評価するんだけど、え、そ、そうか???? と思った。
外村くんって、他人の複雑な事情や理由を鑑みても、結局、自分の印象や道徳観を優先して判断を下すような人物だけど、それは「まっとう」なのか? というのが疑問だった。後、素直というより、頑固のほうが適当ではとも思った。

スレッドを表示

宮下奈都の『羊と鋼の森』を読み終わった。全体的に面白く読んだんだけど、自分の好みではなかったな。登場人物の描写や物語を動かしていく出来事も、あまり良いと思えなかった。

自分自身が、得体の知れない何かを過剰に不安がっている、ただそれだけような気がする。

560字という制限は結構快適なのかもしれない。やはり、書いて思考が明確化されるということはあるし、私はどちらかと言えば「書いていたい」人なんだろうというのもわかる。巧拙は脇に置き、とにかく文章を使って考えたり感じたり思ったりしてみたいのだと思う。

岸田首相、LGBTQ差別発言の荒井秘書官更迭へ 「言語道断」 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20230204/

更迭されたのはまぁよかったですが、どの口で「言語道断」と言っているのかとは思いますよ。同性婚の法制化に対して、「社会が変わる課題」と言ったのは首相ですし。元首相秘書官の発言と照らし合わせてみれば、ここで言っているのは、「社会が"マイナス"に変わる」ということでしょ。

スレッドを表示

首相秘書官の発言、明確に「(差別する側の)我々」をことだけを想定して喋ってるんですよね。この差別発言をした首相秘書官に限らず、見えているのはずっと「我々」なんですよね。で、「我々」を実に滑らかに「社会」とイコールで結んで同一化したうえで、「『我々』=『社会』がマイナスに変わる」と思ってそうなんですよね。だから、謝罪する対象も「『我々』=『社会』の代表である首相」になるわけでしょう。はっきり言いますが、謝罪相手を間違えていますよ。「隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」という言葉でさし示した人々に対して、誠意ある謝罪をするのが筋というものでしょう。

スレッドを表示

荒井勝喜首相秘書官の差別発言が酷すぎて、なんかもう感覚が麻痺してくる。あまりにも酷い発言に批判するとき、相手の認識の土俵に乗りたくなさすぎて、じゃあどう言えばいいのかみたいなのを考え出す、そうやって考えている時間がただしんどい。

叉糸(さいと) さんがブースト

【書きました】「LGBT見るのも嫌だ」荒井首相秘書官が差別発言。首相や秘書官全員も同じ考えか?

荒井勝喜首相秘書官が、性的マイノリティについて「僕だって見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」、同性婚について「社会に与える影響が大きい。マイナスだ。秘書官室もみんな反対する」「人権や価値観は尊重するが、同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」などと発言したことが報じられています。

同性愛嫌悪に基づく差別発言にほかならず、政権の中枢にいる人物から、このような差別発言が平然と出てしまうこと自体、非常に憤りを覚えるのと同時に、日本の政治のレベルに対して驚きを隠せません。

荒井氏は「秘書官室もみんな反対をする」と発言しており、荒井氏の辞職のみならず、秘書官全員を変える必要性や、岸田首相の任命責任も問われるべきです。
news.yahoo.co.jp/byline/matsuo

やはり、内容によってトゥート先のサーバを切り替えるというようなことは俺にはできそうにないので、もう全部この垢で吐き出すしかない。

あと単純に文体が好みだったんだと思う。文体の好みがなーーー、自分の中で本当に大きいんだよなぁ。

スレッドを表示

特別好きなタイプの「男と男の関係性」だったわけじゃないんだが、相手を心酔しつつ、抱く感情の中には蔑みも含まれているという心理描写に、新鮮さを感じたんだと思う。

スレッドを表示

この前読み切った『火花』のことを思い出している。あれは本当に快い読書体験だったな……。「どうしようもない男の持つ愛嬌ってあんなふうに表現できるんだな」とずっと感心しきりだった。

ただ、この作品に限らずなんだけど、性愛と恋愛が癒着して描かれている感じを受けるので、そこはずっと苦手だなとは思っている。

スレッドを表示

[1話]エクソシストを堕とせない - 有馬あるま/フカヤマますく | 少年ジャンプ+ shonenjumpplus.com/episode/326

倫理の線引をしっかり付けていて、かつ、ストーリー展開が面白く、オススメの作品ですね。

俺は「自分はこれが好きだ」と語る何かを全面的に肯定したり承認したりすることはそんなに無いんだが(そう思っているときはそうだとわかるように書く)、全肯定・全承認しているように読める、あるいは読まれる語り口をしてしまう、みたいなことはある。そして、そうなったときの責任はもちろん自分自身が引き受けるものだろうと思っている。

スレッドを表示

例えば、俺の場合でいうと、なんの本を良しとして語るか、あるいは黙して語らないのかって、めちゃくちゃ政治的なことをしているという認識を持っている。

なんか、趣味と政治、みたいなふうにあんまり二分化したくないんだよな。趣味も政治も密接に絡み合っており、自分がする「趣味の話」には間違いなく、政治的な意見・立場や、思想・価値観が潜んでいる。

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。