ストーリーネタバレのため伏せます。
「差別・排除の無い楽園を目指す」という理想と、「信頼する仲間を傷つけるな」という義憤がどちらも「執念」という言葉で「同じもの」だと結ばれるのが、脚本が巧くて最高でしたね。
「人々が尊厳ある暮らしができるように」という理念、信念自体は否定しないが、しかし、成就を目指す道のりで暴力に晒され傷つけられた者たちの存在があることを軽んじるな、理想の名の下で彼人らの『傷』を無視するなという力強いメッセージにかなりぐっと来た。
マクロとミクロの重なり合いがうまい、本当にうまい。
サンクタではないフィアメッタが、サンクタの友人たちのために「絶対に許さない!」と一歩も引かないところも良かったね……。
我慢できず、有志の方のストーリー翻訳で、アークナイツの「吾れ先導者たらん」を読みました。完全に好きなタイプのストーリーだった。「ただ善く生きたい、尊厳ある暮らしをおくりたい」という切実な願いのことを忘れないで語ってくれる物語のことが好きなんだよな。
アニメ吸死2の7話を視聴。いやー、タビコの声が甲斐田さんでびっくりした。アークナイツで俺の推しの声も担当されている方なんだけど、演技の幅が広い、流石だ……。
吸死、「相手と共に在り、ともに生きていきたいのなら一途に素直に愛を掴みに行け!」という強い意志が感じられるのでしみじみと良いなと思っている。
アークナイツのストーリー、確かに面白い、というか全体的に文章の言い回しがだいたい面白いので、読み物として結構満足しているのだが、いかんせん育成がしんどい……。
「大多数のマジョリティが不快な思いにならないため」を主な動機として、謎なマナーを他者へ押し付けてくるのは本当にやめてほしい。「~とするのが望ましいでしょう」みたいに穏当な言い方をしてみたところで、やろうとしているのは「矯正」でしかないのだと思っている。
成人済/四方山の話をする用/読書記録がメインになるかもしれない/biromantic asexual トランス差別、人種差別、性差別などを含めて、あらゆる差別に反対します。she/them