書きたい話はあるけどとりあえず今書いてるマシューの話を終わらせるのが先かなぁ。この先の展開考えてないんだけど。
マシューがモルくんにべったり懐いているのが面白くないコリ人を考えてるけど、当て馬に見えたらやだな……。
モルくんも人型のマシューに懐かれるのはうれしいけど、スキンシップ過剰なのはよくないとは思っていて、でも元がカラスのマシューだからつい子供が懐いてくるみたいに思えてついつい許しちゃってるんだけど、コリ人的には「あんたそういうこと俺にさせてくれなかったじゃないですか」「お前にされそうになった記憶が無いのだが。……いまは別として」
「昔は遠慮してたんですよ、我が君はそういうことをお許しにならないだろうと思ってましたから」「では、いまは?」って、今ならできるだろう?って両手を広げるモルくん。
モルくんを何度抱きしめたか分からないくらいのコリ人だけど、こんな風に迎えられるとは思ってなくておずおずとモルくんに手を伸ばしてそうっと抱きしめるとうすい掌で頭を撫でられて、思わず鼻の奥がツンとしそうになるコリ人。

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コリ人のマシューへのやきもちはこれで解消できるかな。
でもマシューとコリ人の会話で解消させたい気持ちがある。マシューがモルくんに懐くから面白くないコリ人だけど、マシューに「でもわたくしはあなたのこと好きですよ、コリント人」って言われるやつ。
「ドリーミングで俺を気に入ってるなんて迂闊に口にしないほうがいいぞ、大逆人だからな」
「まぁそれは事実ですけど……たぶんねぇ、あなたが思うほど皆さん、あなたをきらってなんかいませんよ」
「お前、ずいぶんお人好しだったんだな。それともカラスになって頭の中身も鳥頭になったのか?」
ちょっと意地悪をいってみるコリ人だけど、マシューは気にしないで続ける。
「わたくしはご主人さまが大切で、大好きですからね。ドリーミングの皆さんだってそうでしょ?」
「それと何の関係が?」
「好きなひとの好きなものって、好きになっちゃうものですよ」
て言われてじわじわうれしいコリ人。モルくんと思いを通わせてる自信はあるし、他に何もいらないって思っているけど、でもひとから認められるとうれしいことってあるよねぇ。

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