山田桐子「引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番7」(一迅社文庫アイリス)を読んだ。
[ichijinsha.co.jp/iris/title/se…](https://www.ichijinsha.co.jp/iris/title/seiju-ban-7/)
今回も非常に甘酸っぱくて良かったです
幽霊がサイラスについてしまい自制心が緩んでしまう事態になったが、その幽霊を宥める為にはミュリエルと四六時中一緒にいるしかない……と言ったような展開で真っ向勝負の甘いイベントが描かれていて思わずむず痒くなってしまいました
また物語の核となる過去の「竜と花嫁」の伝承など、本筋のお話も一つ進んで少しづついますね、ちゃんと物語を停滞させてないのも偉い⭕️
とりあえず最新刊に追いついたので、次巻も楽しみです
山田桐子「引きこもり令嬢は話のわかる聖獣番6」(一迅社文庫アイリス)を読んだ。
https://www.ichijinsha.co.jp/iris/title/seiju-ban-6/
このシリーズも安定して読めるし、主人公が引っ込み思案タイプのおもしれー女系なので、コメディ的にも楽しめるのが良いのよなぁ
図らずも今の季節にちょうど良い避暑地の大自然での合宿編で、夏らしいイベントごとに絡めてお話が進み季節柄読みやすかったのもよい
まだまだ恋人初心者のミュリエルとサイラスの関係性が、またこの巻で少しづつ進んでいき、最後にとびっきり甘酸っぱいことしてくれたので今回も満足です
@erin@misskey.soda-net.com ありがとうございます!
「古本屋探偵の事件簿」の方は600ページ↑のボリュームがあるので気合い入れて読む必要があるかもしれませんがオススメです笑
どちらも古書が好きな作者だからこそ描ける作品で良かったです
紀田順一郎「古本屋探偵の事件簿」(創元推理文庫)を読んだ。
http://www.tsogen.co.jp/sp/isbn/9784488406011
「ビブリア」シリーズなど、古書とミステリの相性はとても良いものだと感じていたが、この本も「古書」が中心となるミステリとして面白かった
「本の探偵――何でも見つけます」という奇妙な広告を掲げた神田の古書店「書肆・蔵書一代」主人、須藤康平が探偵として、様々な古書や人を探す過程で色々な謎に遭遇して行くのだが、その時に出会う愛書家は誰もが一癖も二癖もあるような人物ばかりで、それがまた良い味を出していた
戦後〜が舞台となっており、今の現代と違ってその時代にしか出せない人探しや脚で解決するような泥臭い展開も読んでいて作品に浸かれたのかと思う
古本屋、印刷家、出版業界、愛書家、蔵書家…古書に纏わる様々な人達の表も裏も全てまぜこぜになって描かれており、ミステリ以外でも楽しめる要素があって良かった
この作者は初読だったが、他の作品も読んでみたいと思うくらいには良かったです
先月買い忘れていた本やシリーズものの続きを購入
・都筑道夫「三重露出」(徳間文庫)
・澤村伊智「アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿」(双葉文庫)
・永瀬さらさ「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました10」(角川ビーンズ文庫)
最近は都筑道夫作品をどんどん復刊してくれて嬉しいねぇ
永瀬さらさ「悪役令嬢なので、ラスボスを飼ってみました 9」(角川ビーンズ文庫)を読んだ。
https://beans.kadokawa.co.jp/product/series98/322106000259.html
暫く積んでいたが、積本を眺めているうちにアニメ化してたなぁと思い読んだ
このシリーズは読むと安定して面白い
クロード様の従者たちの恋愛にスポットライトが当たった長編でエレファスに婚約者ができて結婚したり、護衛のウォルトやカイルの恋愛のお話などSLGで言うサイドストーリーの部分が読めたものまた良い
後、カプ厨が無限に頷くような組み合わせを作るのが本当に上手くて、「卑屈男子だけどいざとなるとオスになれるギャップ男子」×「自分の芯を持ち惚れた相手に真っ直ぐでクールな年上お姉さん」
の組み合わせで掛け合いを見てるだけで本当に良い仕事をしてます、読んでてニヤけ面になり涎垂れてきますよ(キモイ)
また積んでしまうと困るので、近々で続きを買って読もうと思います:ablobnwn: