もう少し易しいところから取っ付きたい、という方にはこちらがかなりオススメです。
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『ちいさい言語学者の冒険』
子供はよく言い間違える。車を指してワンワン、ブロッコリーはブッコロリ、死ぬ?は死む?と活用される――
あら可愛い、と微笑んでしまいたくなるこれらのよくある言い間違い、実は言語学的にめちゃくちゃ理にかなっているのだ!
子どもたちは、言わばなんの取っ掛りもなく初見の民族の言語を学習する言語学者。ことばを自分なりに定義して、過去の知識から推測して、運用して、その結果として間違える。でも実は、"正しい"のは彼らの可能性だってあるのだ――
例として散りばめられた可愛い言い間違いにニッコリしながら、ハッとしたり考えさせられたり。言語学の入口、まさに第1歩目として最適な「ぼうけんのしょ」!