世界そのものに対する不安の塊だった私が、なんやかんや成人後に愛着を獲得したら強迫も頻尿も不眠も医療ノマドや急な受診も軽減、余計な不安を考えすぎることも減り、緘黙が解消して息がしやすくなって、初めて周りの人がチートみたいにラクな世界に生きていたことを知って、自己肯定感を曲がりなりにも獲得して尊厳を得て、そうしたら周りへの権利意識と自他境界も理解でき、それでやっと自分が抱えていた生きにくさの巨大さを知ったという、でもそれは結局のところ医療やカウンセリングではどうしようもないただただ良い個人に出会うことができたというだけの理由で起きたのだ、だから生まれる家族に恵まれなければ詰むのが普通で私は運が良かっただけなんだという、救いようのない話