この話は、私がどこに寄付をするかの選択とも結びついている。
大前提の「今生きている人が最優先」を共有できない人がいるのも知っている。母親は私とは違って、「地球ちゃん」のためには熱中症になりかけても限界まで暑さを我慢するタイプだ。
私はそのために地球がどうなろうと、もっといえば私の死後に地球が滅亡する一因になろうとも、あるいはそのゆえに発生した災害で死に至ろうとも、今生きている日本の人も世界の人も子どもたちも、十分な知識を持って健康に自己決定できることが最優先だと思うから、暑さを我慢して思考がにぶり熱中症になりかけるくらいなら全戸24時間冷房を入れ続けるべきだと考えている。
地球も大事だよ?2番目だけど。未来のまだ発生していない子どもたちも2番目以下。
だから私はまず世界の子どもの安全衛生や教育に関する分野に寄付をし、残りのわずかな部分を緑化に寄付するんだ。すべての分野に寄付をすることも、換言すればすべての分野を解決することもできないからこそ、私はそれを選ぶべきだと考えている。