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性別を持たない自認である私が自分の中に「自分のほうが大黒柱であるべきだ(相対的に家族よりも収入が多く安定していることを望み、実現していると実益と無関係に安心する)」があると気がついたときはなかなかの衝撃だった、という話は何度でもしていきたい。

特定の性別を自認しないことは通常性別によって振られがちな規範と無関係になることではなくて、むしろ特定の性別を自認しないからこそ、自分が負うべきと考える規範の束が互いに矛盾したり両立不可能だったりして混乱を引き起こすことがある。

結果として私は「理知的・冷静沈着で有能、頼れる人物とみなされ、かつ家庭においては大黒柱であるべき」と「あらゆる人に対してケア役割を負うべき」が並び立ってしまい、自分の内なる声に従っていると潰れるし、「身なりには気を使うべき」と「化粧・脱毛をはじめとする"女性向け"のあれこれは私向けではない」が並び立つために日々に混乱を抱えている。

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