『時計仕掛けの恋人』を読みました。なんか、うーん…?主人公の人格があまりにもフィクションで一貫性がない感じがする。簡単に騙される愚直なあんぽんたん、色仕掛けに引っかかりやすいだけのダメ人間かと思いきや、急に冴えて真相を追い出したりするし。周りは周りでそういうのがいたらもっと冷ややかな目で見てそうなのに、何やかや頼まれたら聞く、突拍子もない話でも信じるとか。総じてご都合主義な感じがした。このミス2位取ったそうだけど、黒幕は登場したときから明らかだし…読み捨て小説としては面白い部類だろうけども、ミステリーとしては何がランクインするほど凄かったのか分からなかった。
残念な点が多いけど気分転換にはなったから、批評はさておきヨシ!