夢は出来事の連続で過去を振り返って反省したり未来の計画を立てたりはしないものだ、もちろんそういう夢もあり得なくはないが、というような文章にぶつかってしまい、全否定でないだけ良いが私は夢でそこに至るまでの(現実とは異なる)膨大な人生の記憶と世界観の前提を持っていることがかなり多くて、もちろん反省したり自責したりするし、何らかの予定や計画に向かっている場合もあるよ…と。

夢というのは〜みたいな文章大体間違ってるので、まずは身の回り30人くらいにどんな夢見てるか聞いてから語ろうな。
私の夢はほぼカラーで、音はあったりなかったりして、英語や(大してできないはずの)手話を使っていることもあるし、テレパシーで通じてることもある。きれいな夢や日常の夢よりも追われてたり不審者が侵入してきたりする夢が多く、エレベーターは必ず落ちるし空を飛ぶのは墜落と隣り合わせ。年齢も性別も様々。ストーリーがしっかりあることも珍しくない。

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夢事例 興味ある人だけどうぞ 

見た夢例1:海と山に挟まれた村で孤児として育った口のきけない青年。17の年に魔王城から若い男手を寄越せと矢文が来たので「おまえ…わかるだろ?な?」て感じで魔王城に捧げられて登山。実は魔王は山の向こうから来る魔物を四天王を使役して倒している善玉。うっかり初日の夜に来るなと言われた戦闘現場に突っ込んでしまうも、能力発現し魔王は儲けものとゴキゲン。魔王の「妹」はゴスロリ服が似合ってていいなあと思ってたらこれまたうっかり着替え中の部屋に入ってしまい男の娘と判明。明日はどうなる。

事例2: やや年かさの少年。何かの拍子に異世界に飛ばされてしまった。魔法使いによる圧政が敷かれている中、異なる世界から来た少年は魔法を見透かす。革命を企てるストリートチルドレンに加勢し、あれはペラペラ紙製兵隊だと教えて焼き尽くし、塔の魔法使いのもとへ。しかしまさにあとこの階段を昇るだけという最後の段で、敵に襲われかけた小さな子どもの仲間を助け、転んだ拍子に当の魔法使いの顔をチラ見しながら無念の帰還(という名の覚醒)。

夢事例2 まだ出せるけどこれでおしまいにする 

事例3: お城の下っ端メイド(20代前半)。メイド長まじこわい。王様が最近夜になると化け物になる。夜には近づくなと言われていた王様フロアに迷い込み追われるも、壁にかかっていた飾りの斧をぶん投げたら脳天直撃。王様が死んだら私も死刑なので真っ青。しかし王様は都合よく正気に。ラッキー今のうちに逃げよ!

事例4: 8歳くらいの少女。家族旅行に来たけど飽きてしまい勝手に冒険に出たところ、「傾斜のある海」(足元も海なのに、はるか下に浜が見える)の下側で漁師が何か叫んでいる。岩窟に入って行き、岩を下に落としてしまった。地上に出たら神官みたいな人たちが神が怒ったと大混乱、私のせいだ、見つかったら殺される!神官にも私のせいで危険が…。なんとか逃げ帰って家族と花火を見ようとしたら不幸続き、赤子の死亡まで発生、ますます自責。

事例5:シンデレラの王子の従卒少年(14)。可愛い顔を買われて遊び相手とお小姓を兼ねて置かれているが、その実は王子直属雑用係。王子がわがまますぎてマジ愛想尽かしそう。明日結婚式するぞ!て、あちこち頭下げて食事の準備とか会場設営とか全部手伝うのはオレ!おまえじゃなくてオレ!おいこら王子!えっいない!?今日結婚式て言うたのおまえやん!あのスカポンタンッ!!

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