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子育て中の人と関わったときに「やっぱ男の子は」「女の子だから」みたいなのがすごく多くて本当に本当に本当に、子どもが嫌いなんじゃなくてそういう親がいる場が許せないんだけど、そういう場で私にその発言に対する発言権のなさを感じます。私は子育てしてないし、子育てに関する職でもないから。外野だから。経験がないから。

子育て経験がなくても自分が子どもだった時があり、色々な理論や経験の記録に目を通して、自分の生きづらさについても突き詰めて、その上で「そういうの良くない」って言ってもいいはずなんです、本当は。理論上は。
でもその正しさは「だって毎日見ている私が男の子と女の子は違うと思うから」という、科学的根拠も何もない「経験者の実感」というものに打ち負かされてしまう。理論上どうであれ、どっちが正しいのであれ、少なくとも場の空気の上ではそう。

経験は尊重されるべきではあるが、経験してさえいれば常に偉い、と言う考え方は、社会全体で完全に否定されるべきだと思う。理論としてだけでなく空気として。
子どもが生まれた途端に私がマイノリティと知っていながら「お姉さん」と言うようになった人を前にして、そういう考え方を完膚なきまでにあらかじめぶっ潰さないと、無意識で出て来ちゃうからダメなんだと思いました。

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