とりあえず、過去の鉄道車両における混雑緩和策の一例とその後の流れをご紹介
・扉と窓の配置を車体の左右でずらす→一部の私鉄電車で見られたが普及せず
・ドアの数を極端に増やす→一時期は多扉車として普及するも、ホームドアとの兼ね合いで廃れる。また座席の数も減ってしまう(京阪電鉄では使わない扉に合わせて座席を収納・展開出来るようにしたが特殊事例)。
・ドアの幅を広げる→車体の強度が減るリスクがあり、座席の数もやや減ってしまったが、東京地下鉄東西線で現役(ホームドアも対応)
・特定の時間帯もしくは常時座席をなくす→着席できないため乗客からは不評
・二階建てにして着席定員を増やす→ドアの数が減って乗り降りに時間がかかり、仮に増やしたとしても物理的な問題がある上、全車両への普及は走行機器などを取り付ける必要から構造上困難
各路線で一番普及しているのは、結局、信号システムの工夫で運転間隔を詰めて増発できるようにする、なのかな。
京葉線快速問題のようにダイヤ上の遅延解消を試みたら、各駅停車に揃えることになって不評だったから、万能薬ではない。
日暮里・舎人ライナーみたいに限界まで増発して、増結も構造的にできないというのもあるか。
QT: https://misskey.io/notes/a03geqs9xspf083i [参照]