美術史家の高階秀爾さん死去(享年92)。
高階さんは戦後日本の美術史の大立者であり、専門とは別に一般の知的読者に向けても『ルネサンスの光と闇』、『近代絵画』、『名画を見る眼』など明快な見取り図とパノフスキー的なイコノロジーを組み合わせた名著がある。
実は私も高校、大学1,2年生の時は高階さんの書いたものはほぼ全て読み、実はパノフスキーを応用した精神史を組み立てたい、と夢想していた。
日本の戦後のルネサンス研究は林達夫、高階秀爾、若桑みどり(マニエリスム研究)という系譜があり、戦後自身はほとんど書かなかった林達夫が主宰する平凡社の研究会に、高階、若桑氏なども参加していた。
若桑さんは美術史におけるフェミニズム批評の導入者でもあり、とにかく凄いバイタリティの人だった。
ただ、その後美術史研究は、カラヴァッジョやフェルメールなどの個別研究は進んだものの、「ルネサンス」を全体としてどう捉えるか、という点は棚上げされた感がある。
他方、政治思想史の方はある時期から政治的人文主義の研究が流行したが、これは美術史とは仕切られたまま。また人文主義法学はこれとも別。
ここらで12世紀から17世紀までに至る人文主義とルネサンスの関係を政治・法学と美術を横断して再考する試みが待たれる所である。
パディントン、イギリス🇬🇧のパスポート持ってなかったんだ‥!もらえて良かったね🥹
Paddington: Bear from Peru finally gets his British passport
https://www.bbc.com/news/articles/cx2l2dvvwqno
> Film-makers asked for a passport to be used in the famous bear's new movie, Paddington in Peru.
現役外務官僚の方と話す機会があって民主党が与党だった時の話になったんだけど、あの時は本当にひどかったみたいなこと言うんだよね。でもその人まだ30代半ばだから、いやそれあなたが外務省に入ってすぐのペーペーの頃ですよね?!って突っ込みたかったけどやめときました。でも世襲議員はク○💩とは言うあの矛盾。
外務省とは別の省庁にお勤めの40代中間管理職の飲み友達と話しても、民主党政権には悪いイメージしかないって言うんだよねー。その彼女はリベラルだし別に自民党支持というわけでもないのにそんな感じだから、霞ヶ関に充満する政権交代に対する悪いイメージというか、やっぱり自民党でないとっていう固定観念って一体なんなんだろう?まあサンプル数少なすぎてホントのとこはどうなんだかわかんないけどさ。
最高裁裁判官の国民審査に関する東京新聞の記事、便利だからちょっとここに置いておこう。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/360714
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
神戸出身中野区在住
ネコ・映画・料理・MLB ・テニス・着物・長唄・クラシック・ドイツ語
Mastodon初心者です。東京。