柴崎友香「あらゆることは今起こる」を読む。医学書院のケアをひらくシリーズはおもしろくて何冊か読んでいるけど、これもよかった
頭の中が多動なのに、実際の活動量が少なすぎると感じること、静かにパニックになっているがそれは他人からはボーっとしているように見えているとわかってはいる、日常の動きを自分からマルチタスクにしすぎていること、頭にずっともやがあるみたいな疲れやすさ、片付けられなさ、かばんの中身や服装のこと、迷子のことについて、わりといろんなADHDやASDの本やそれを題材にしたドラマなどを観る時の、自分とは違うけどあえて説明するとこうなるかなでもなんか違うなでも惹かれるな、と観てしまう部分、わかる〜ってなった
ポテチをひと袋食べずに途中で止められた時に、コンサータという薬が効いてると思えた友人の話とか、私は診断を受けておらず、でもそうなんだろうな〜という自分の日常のあれこれが、ADHDすぎて目から鱗が落ちまくりだった。
特に迷子の部分は、あ?!これって迷子ってことになるのか………?ならわたしいつも常に迷子だわ、これがないの?普通の人は?マジで?あ〜〜だから移動が旅行が苦手なんだ〜〜〜!うわーーーー!てなった。読み返そう何度もマジで