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斉藤環⇆坂口恭平「いのっちの手紙」を読む。
坂口恭平という人はさっぱりとしたお坊さんみたいな人だなあと思って読んでいたら、後半自分でもそう言っていた、よく言われると。鬱は心のエネルギーの枯渇ではなく、後ろ向きなエネルギーがたえまなく襲ってくる状態、みたいなこと言ってて、それ!ってなった。精神分析になりそうなものをすべて自分の生活の習慣の方に引っ張ってきて生活の一部に組み込もうとするって私のやりたいことだな、と読んでて嬉しくなった。自分の好きなものがあればそれが自分への有益なお手本になり上手くならないはずがないっていつも私もそう思っているから。この人はいのっちの電話をやることで、ポッドキャスト配信者みたいなことをやっていて、同じではないかなと思った

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