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柚木麻子「終点のあの子」を読む。
このようにいろんな子がクラスにおり、別々の考えを持って過ごしているのを、クラスが学校になり会社になり世間になっていくのが歳をとり生きていくことだと考え合わせると、私はなんとぼんやりとした主観の中で過ごしてきたことかと思う。

楽しかった悔しかったと、こんな人がいたと話をされて、私はそこに参加できなくても、それでも他人の様子が知りたいから、だから私は本を読んでいるのだという気がした。

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