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「湿布貰う老人のために、私たちは人参を買えない」というの、「湿布」ではなく、「癌」だったらどうなんですかね……。
「癌を患う人のために、私たちは人参を買えない」なら……？
そういう「福祉を諦めろ！社会保険は払いたくない！」というの、乗れないんですよね。
そうではなく、国が病者にも人参農家などにも給付や助成をすべきで、有り余る税金で武器ばかり買うんじゃないよ！という分配の話。敵は「社会的弱者」ではないですよ……。
私たちはやがて加齢し、段々と「生産性」から遠のいていき、「健常者性」を失っていきます。そのときにこそ、尊厳ある生を送れるのがいいと私は思うのです……。
「現役世代」の未来が高齢者なのです。
それに、「親世代」の負担が増えれば、その介護は大変で、「現役世代」への重圧になります。「親世代、ズルい！」というのは、誰の得にもならないのではないですかね……。