事件を把握していた外務省が少なくとも約3カ月、事件の発生を沖縄県に連絡していなかったことが判明。

【動画】玉城知事、米兵起訴に「怒り心頭」 少女性的暴行事件 外務省から連絡なく 沖縄 - 琉球新報デジタル
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こうやって、「日本」が生きていくためには、若齢女性を性暴力に差し出さなければならないんですかね。そこに、日本人男性の罪はないのですかね。

「俺が生きていくためには、女を敵に供給せねば!」みたいなのは、自分の命と天秤にかけたとしても、罪があると思います。「女を守る」みたいな価値観と表裏一体。女性の命を切り札に男性である自分が賭けられるというのが男尊女卑なのです。

ロシア兵が悪かった、アメリカ兵が悪かった。それはそうでしょう。でも、女性を差し出す日本人男性の罪が軽減されるわけではない。
女性を男性間の、国家の流通に使うのは、その生の痛みを無視した人権侵害です。

すごく悲しいし、悔しいです。涙がでる。アメリカに日本がおもねらなければならないときに、こうやって若齢女性への加害が軽視される……。いわば、差し出されるのです。とても、ひどいです……。

平井美帆『ソ連兵へ差し出された娘たち』(集英社、2022)でも、性暴力に差し出されるのは「未婚の女性」と日本側が線引きしたとある。結婚を「男性が女性を所有すること」とみなしたときに、男性が傷つかないようにしたからですよね。今だって、変わってないじゃん。既婚女性なら傷つかないわけではない。だけれど、男性の「所有」感で、明らかにされない犯罪を決めている。

すごく、私は怒っています。すごく、悲しい。
そんな事態を沖縄にばかり、そしてそのなかでもとりわけ弱い者にばかり押し付けているのが、本当に不公正。

覚えておくよ。私は覚えておく。こんなひどいことを、スルーしたいこの社会を覚えておきます。

「生き延びるためにはしかたなかった」からといって、すぐさま「なので、罪はない」まで飛躍するのは誤謬だ。
『罪と罰』でラスコーリニコフを寛刑に処したのは、端的に不正義だった。リザヴェータには何の過失もなかったのに……。
「生き延びるためにはしかたなかった(本当にしかたなかったのか?)が、無辜の他者を蔑ろにしたことについては、罪がある」という、倫理的なアンビバレンス(ambivalence)にとどまる必要があると、私は思う。

『罪と罰』のラスト、ソーニャってどうやって暮らしているんですかね……。

『罪と罰』の「なんやねん!」ってところ、主に男尊女卑観はいまも続いていて(イワーノヴナはユダヤ人かもしれなくて、人種差別や優生主義があるのでは)、つらいです……。

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