私は基本的に「ストーリー」が苦手なのだと思う。
「筋」があって、「主人公」がいて、カタルシスに向う終点があるものが、やや苦手。
映画を観たり、小説や漫画を読んだりもするのだけれど、あまり得意ではない……。

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句集が好きなのは、「ストーリー的には結局どうもならん」というところなのだと思う。因果応報的にならない、中途で読み終わらせてしまうところが、たぶん好きなのだと思う(逆に「結論」がぴっちりしすぎている句集は苦手)

人は中途で死ぬ。「もっと光を!」と叫んだゲーテは、物理的に暗いのが辛かったのだが、勝手に「辞世の深み」として、ストーリー化されている。
この世は必ずしも明解にはできていない。美しい幕引きが必ずあるというのは誤解だと思う。

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