〈鈴木財務大臣はタクシーが公共交通機関だということを認めていますが、インボイスを登録していないと、チケットや、障がい者やお年寄り、母子家庭の方などの福祉券が使えなくなります。
すると、これまでと同じように福祉券を出されても、『使えないから』と、断わらざるを得なくなるんですよ。
『だったらインボイスをやればいい』と言うかもしれません。
でも、そもそも個人タクシー事業者は年収1000万円以下の方がほとんどで、その中でも70歳以上の個人タクシーの方はほとんど地域密着型なんですよ。
高齢者はまずアプリが使えませんから、電話をしますが、行き先を聞かれて病院名を伝えると、配車担当から『手配していますが、お応えできるかわかりません』と言われてしまうんです。これは乗車拒否ではありません。
(中略)
地元密着型の個人タクシーは、お年寄りや高齢者に『来週病院だからよろしく』という予約をもらって福祉券で運用している現状があるわけですが、それをお断りしなきゃいけなくなると、誰がその役割を果たすのでしょうか 〉
「登録しない事業者は〝あんどん〟を返せ」…インボイスで「個人タクシー」業者が絶滅危機に陥る理由 | FRIDAYデジタル
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