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『丘の上の本屋さん』を見た。原題は『Il diritto alla felicita』なので邦題と全く違うけど、日本人には邦題の方がウケがいいと思う。
古書店の店主リベロ(名前からしてもう良すぎ)の、アフリカ系移民の少年エシエンやその他客との交流がメインで物語はない。作中に星の王子さまも出てくるけど、リベロがエシエンにする選書がまさに星の王子さま的だなと感じた。小さな友人に本で何ができるか、本がどうやって彼の幹を太くしてくれるか、リベロが考えていたことは間違いない。作中出てくる日記に対してのアンサーでもあるように思う彼の名前と最後の選書。
美しい街並みと癖のあるいろんな客。様々な本との関わり方。しっとり良い映画だった。 

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