散々の夏休みなので記憶をほじくり返してみる。当時から大嫌いだった読書感想文など。小学生の時踏み倒したものの焼き増しです。
大海赫の「せかいのブタばんざい! 」かの「あくまびんニココーラ」の人の作品。挿絵のシャープでキレキレの良いキャラクターの中に柔らかなフォルムをもつブタがまた柔らかそうで可愛らしくて。
主人公ミリのかわいいペットのブタが裁判にかけられて、食べられてしまった。いつもおとなしいブタたちも今度ばかりは怒って、裁判官を裁判にかけて食べるという。ブタが支配する世界て、捕食される側になった人間たち。そしてブタを友としていたミリの決断は!
という衝撃の展開に小学生当時の私は大変感銘をうけ、「人間も捕食される立場に立ってみると良い」といった感想文を書いてしこたま怒られました。
「人間の命を大切にしなさい」と言われた記憶がありますが、のち人間を頭からムッシャアしてくれる「進撃の巨人」が現れ歓喜したものです。
生き物は等しく脆いもんです。生きるもののその脆さごと受け入れなければ。と締めていればよかったかな。(歯痛をごまかすために書いてるので支離滅裂失礼しました)
太宰治は踏み倒しっぱなしにしておきます。やっぱり読めません。先生。