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床に這いつくばって、まさに地面を舐めるようなことをしてでも太郎を守り、悪名を重ね汚れていく小四郎の最後の尊厳を、衣で拭い取ることで守った政子。
子供の敵だし、人も殺めまくった憎しみもあったろうけど、最後は政子なりの「慈悲」の表し方だったのかな。
すすり泣きだけが聞こえて暗転する画面。人間の五感で最後に残るのが「聴覚」だと言われているからあれは小四郎の視点なんだろう。
そして最後にとうとう「人殺し」を。しかも実弟を見殺しにした政子。お互いの「審判」の日。
でも、日の当たる縁側で看取られながらなくなるって幸せな最後だったと思うよ。お疲れ様小四郎。

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