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イリイチを読み始めた。面白いけど驚きの記載あり。70年代に書かれた本の訳書。「いまでは治療可能な病気はたいてい、素人で診断がつくし処置もできる。」中国で素人が医学を学んで人を治療するのに成功したとか、アメリカでも同様のことが起こったけれども「専門的技法については無罪と判決された」とある。p.86

コンヴィヴィアリティのための道具

どうしても違和感がある。反知性主義的とも言えないだろうか。誰だって知識を得れば同じような結果になる。権威はないのだ、という主張に見える。これはどうなのだろうか。人間に限界は無いのだろうか?
人それぞれできることがあり、できないことがあるのでは?もちろんそれぞれの社会の中で勝手に組織に決められた限界や経済性があって、それを押し付けられて無用な結果に終わるのであれば、もっと自由になれば、人間の可能性を最大限にしているとも言えるのはよくわかるのだけど、しかしそうかといって残酷にも人それぞれ能力の限界値が無いわけではないはず。それを無視した議論になっていないか?が疑問。

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